SAYURI レビュー

監督:ロブ・マーシャル
出演者:チャン・ツィイー(さゆり) 渡辺謙(会長)
ミシェル・ヨー(豆葉) 役所広司(延)
桃井かおり(置屋のおかあさん)
概要
母の病から、姉と共に置屋に売られてしまった千代(さゆり)は女中として働くことになった。姉と離れ離れになり、自由のない女中の仕事に絶望していたのだが、あるとき会長と呼ばれる人と出会う。千代(さゆり)は彼に恋をし、彼と同じ世界に立つことを夢みて芸者になることを決意する。
review
日本人の知らない日本の世界が観れた映画です。
外国人の方は日本と言えば「サムライ」
その次ぐらいに「ゲイシャ」が来るように思えます。
いや「ニンジャ」かも。
だからこそ、芸者というものをしっかりと描いてくれているように思えました。
表向きな世界だけでなく、裏の世界までもしっかりと描いていて、
日本人が作った映画ではないのによく調べてます。
SAYURIは原作があったからか、脚本が良かったですね。
さゆりと会長の伏線の張り方は見事でした。
あれだけ、序盤に張った伏線を最後まで生かし、
その伏線を使って話の筋をまとめています。
映像も美しく、チャン・ツィーは外国人だけど、
まるで、日本人の様に魅せてくれました。
観方としては、
あくまで、ハリウッドが作った日本を舞台にした映画というつもりでみてください。
大怪我します。
日本人から見ればおかしなところは当然出てきます。
ですが、この映画はハリウッドの方たちが、
世界に向けて作った映画であって、
日本を舞台にしてるからって、
日本人に向けてつくられているわけではないですからね。
日本人だからこそ気づく欠点は、
世界基準で観れば気付かないのが普通です。
つまりこの映画自体にはどこにも間違いはないのです。
間違いがあるとすれば、我々観る側の見方ぐらいです。
個人的な映画の評価
10点満点中/7点
goo映画
10点満点中/7.6点
ヤフー映画
5点満点中/3.26点
映画生活
10点満点中/6.3点
平均は 10点満点中/6.85点でしたー
☆応援してください☆
映画ランキング
DVDランキング
theme : 映画★★★★★レビュー
genre : 映画